<< May 2012 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
2012.05.15 Tuesday

語り尽くすまでは終われない・・・

0
    語るということは事実と向き合うということである。

    分析場面では最終的には母についての語らいが多い。

    そして毎回、「なんで私を産んだのか?」ということに行き着く。

    楽しかったことやうれしかったことはほとんど語らない。

    記憶に刻印されていることはほとんどが「攻撃された、嫌われた」というだから。

    否定的なまなざしや言葉によって。

    1年や2年はざらで何年でも語り続ける、どんなに語り続けてもほぼ「悪い母」しか出てこない。

    とすれば、きりがない・・・、そろそろ過去を終わらせませんか?そして自分の未来

    に進みませんか?と提案する。

    しかし語り尽くさなければすまない、どうしても終われないのである。

    ほぼみんな同じ。 よって中々子供時代は終わらない・・・








     

    2012.05.08 Tuesday

    写真に込められたものは・・・

    0
      子供は親の背中を見て育つとよくいいます。

      本当にそうでしょうか? 

      カメラが好きで写真集まで出したクライアント。

      その写真集は「人の背中」ばかりでした。

      親がやはり言っていたのです、「子供には父親の背中を見せればいいんだ」と。

      背中は何かを語るのか? と思って人の背中ばかりを撮っていたのです。

      何百人の背中を撮っても何も伝わってくるものは無かった・・・と。

      その通りです。

      父親の言い訳です。誤解された考え方です。

      子供は父親が語った分だけしか受け取らないです、あとは遊んでくれた分だけしか

      覚えていません。背中をみて育つものは実は何もありません><


      写真が趣味でいつも空ばかり何百枚も撮っている人がいます。

      その人は、「自由になりたい〜」そればかりを思っていると言いました。



      そのようにいつも人はフォーカスするものには必ず自分のなんらかの思いが

      込められています。

      写真はその人のメッセージ性が凝縮されていて分かりやすいですね^^




       

      2012.05.07 Monday

      人生の創造

      0
        セラピーをしてお子さんを産んでオールokで育てられている6歳の女の子が

        お母さんにこう聞く、「お母さんは何の為に生きているの?」と、

        聞かれたお母さんはびっくり、そんなこと考えたこともない・・・と。

        女の子は言う「私は毎日そのことを考えているの」と。

        お子さんに答えられません。


        生きるとは何か?

        そして、自分は〇〇の為に生きている!!と言いきれる人はいるでしょうか?

        中々いませんね。

        答えはあるんでしょうか? あるのです。

        「生きていることに意味はありません」

        生きているから生きているのです。只それだけです。

        しかし人間は生物学的に生きるということと、意味的に生きるということは別

        なのです。

        引きこもりになったり、死にたいという人は、後者の意味で生きるということに

        問いかけているのです。


        人生というのは創造していくものなのです。

        クリエイティブの世界なのです。

        与えられるものでもなければ、幸せがどこからかやってくるものでもないのです。

        幸せは作っていくものなのです。

        どんな意味でもいい訳です。

        なんになろうとかまわないのです。

        それを親がレールを引いちゃうのです。

        学校の先生になりなさいとかサッカー選手になりなさいとか・・・

        しかしレールに乗れなかったら、途中で脱線してしまったらどうしましょうか?


        自分の中から湧いてくる情動に意味を付与したものが欲望です。

        私はこんなことをしてみたい! こうなりたい! そんな欲望が生きる意味です。

        その欲望こそが自分の人生を創造していく源です。


        6歳でもう人生を考えている女の子は、もうお母さんを越えていますね^^
         
        素晴らしい限りであります。

         

        2012.05.06 Sunday

        母のグチの聞き役で育ちませんでしたか?

        0
          お母さんのグチを聞かされて育ったという人はかなり多い。

          働き中毒の父親、いわゆる父不在の母親のグチの聞き役、

          これがクライアントたちです。

          そうすれば、子供は自分の悩み苦しみは言えなくなる。

          自分の抱えているストレスにプラスして母のグチを重ねて持っている訳だから

          これは調子が悪い。どこかで爆発するということになります。

          あるクライアントは情緒性が全く欠如しているため人間交流ができないのです。

          一切友達はいなくて、只黙々と大学へ通っています。

          相手はパソコン、人としゃべらなくてok、誰かから話しかけられると、不安と緊張と

          恐怖で過呼吸になってしまいます。

          そのクライアントは言葉を封印してしまったのです。

          自分が決めたことがあったのです。

          親のグチを聞かされ続け、それがとんなにいやなものか味わい尽くしたので

          「金輪際、グチと陰口は言わない!!」と決めたのでした。

          しかし人がしゃべりたいことってだいたいがグチや泣きごとです。

          これを封印したらほとんどしゃべらないに等しいようなものです。

          封印したからこそですが溜まり続けます、そしてパンデミックを起しました。

          今セラピーで吐き出し続けています、見る夢もトイレで出し続けるというものです。

          聞いた分のグチは全部吐き出さなければ治まりませんね^^;

          セラピールームはトイレなのです。







           

          2012.05.04 Friday

          子供を産むということには・・・

          0
            お母さんは子供が好きなんだけど遠ざけたくなる心理って?

            どういうことなんでしょう?

            そもそも出産というのは自分の中から排泄される行為でもあります。

            自分の自我が外にでるっていうことは排除とも言えます。

            対象関係論で言えば、良い母に対して良い自己が作られ、

            悪い母に対して悪い自己が作られます。

            自分の中から排除したいものといえば? やはり悪い自己ということになります。

            つまり出産した子は自分の分身ですから悪い自己ということになるんですね。

            悪い自分を好きな人はいるでしょうか? いませんよね。なので自分からどうしても

            遠ざけたくなるのです。

            それがいわゆる虐待するということになってしまうのです。

            虐待といっても何も叩くとか暴力をふるうことばかりではありません。

            ネグレクトといって放置、無視などの精神的な行為も多々あります。

            なので自分の悪い自我を悪い自我として認めてしまった場合は虐待です。

            それを防衛する為に理想的自我を投影してかぶせてしまった場合は溺愛となります。

            まあいづれにしても子供の自我は育たないのです、なぜならば不適切だから。

            簡単に言えば母の分身ではないということを母が気付かない限りは

            忠実な対応ができません。

            お母さんがそのことをしっかり認識することによってしか適切な養育が出来ない

            ということになってしまいます。

            子育てが中々生半可じゃないということは実はそんな深い理由があるわけですね。

            2012.05.03 Thursday

            家族の基礎〜安定した夫婦関係

            0
              一ヶ月もブログを休んでしまいました^^;

              爽やかな季節になってきましたね。


              今日は家族についてです。

              だいたいの人は家族の中で育ちます。

              子供が安定して育つにはやはり安定した家族が必要です。

              安定した家族=安定した夫婦関係です。

              その安定した夫婦関係の基礎はいつ作られるのでしょうか?

              「新婚期」ということになります、ここでつまづくと以後ずうーっと家族は不安定・・・であります。

              やはり最初が肝心なのであります^^


              新婚期というのは、第一子ができるまでの期間をいいます。

              お互いがそれぞれの異文化の中で育ってきているので、価値観や性格の違い

              そしてもちろん大きな問題である性の違い・・・などなどをお互いがコミュニケーションを

              とりながら理解しあう時間、これには最低3年を要します。

              この3年の中で何を学ぶかというと、1つは「親密性」です。

              今まで一人で生きてきたことの気軽さや自由、気ままさもあります。

              これが二人になった時、全く時間の使い方が違います。

              これは今までとは異次元の世界です、それをどうやって自分が理解し、

              そして自分の今までの生活を変えていくか、つまり生活スタイルの修正が

              必要になります。 誰に気兼ねすることもなく配慮する必要もなかった、

              ところが夫婦が共に生活するということは、いろんな共有部分が発生します。

              空間的にも時間的にも。

              この共有領域がどんどん増えていきますね。

              とすると、合わせる、我慢する、妥協するなどといろんな制約を受けることになり、

              折り合いが必要になります。ここに譲らなきゃいけないもの、譲れないものが

              出てきて葛藤します。つまり共に生きるということは同時に葛藤をも意味します。

              ですが葛藤だけではなく、今までにはなかった、共に生きる喜びも、寂しさをまぎらわす

              こともできます。楽しいことも一人よりは倍になる。

              いろんなメリット・デメリットがあります。

              この折り合い、調整の仕方が問題、楽しいからってなんでもかんでも一緒にしましょうと

              いうとどうでしょう? 段々窮屈になり、自由になりたい一人になりたいってなってきます。

              そんなこんなのジレンマの中で共に生きる時間のコミュニケーションが

              「親密性」を生み出すんですね。

              これを3年もかけてやっていくことで、夫婦の安定した基礎が出来上がるわけです。

              その上で、子育てをすることが懸命であります。
               

              2012.04.04 Wednesday

              言わなくても分かってほしい・・・それは赤ちゃん

              0

                そこまで言わなくても分かってるでしょっ!

                どうしてそんなことすら理解してもらえないのか・・・と言いたくなる。

                女性は特にそう思ってしまう。何故なら女性は言葉より感覚と感情が

                優位で生きているから^^;

                しかし男性には伝わらない。何故なら男性は感覚感情より知性が優位で

                生きているから、言ってもらわなければわからない。

                こうして男女は永遠に理解し合えない・・・。


                あるクライアントが言った。

                「私は赤ちゃんだ」と。

                私は感情・感覚だけで生きてきた、だから自分の思った通りにならないと

                腹が立ってどうしようもない、言葉にはならないから、むくれたりそっぽむいたり

                切れたり、最後には泣きじゃくるんですと。

                まさに赤ちゃんの行為そのままですね。

                これからは、泣いて表現するのではなく言葉にして伝えましょうと言った。


                クライアントが素晴らしいのは、自分は赤ちゃんだ!!と自らを語れたことにある。

                あなたはどんな人ですか? と問われて、今の自分を、私は〇〇な人間です!
                 
                と適確に語れる人はほとんどいない。

                おまけに、クライアントはもうすぐ30歳になろうとしている、

                しかし自らの精神年齢を1歳の赤ちゃんだと認め受け容れたところが

                素晴らしい。

                そして、「何も言わなくても自分のことを分かってくれる人がきっといると

                思っていましたが、それは幻想だったんだということがやっと分かりました」

                と言った。

                相手を理解するということ、自分の思いを伝えることは、

                どこまでいっても言葉ありきだと伝わったようです^^




                2012.04.01 Sunday

                親は保護者になっている?

                0
                  人間には「自己保存欲動」というものが備わって生まれてきます。

                  簡単に言えば自分の身の危険を感じたら外敵を排除するという「攻撃性」が

                  本能として備わっています。

                  子供時代は、他者に守ってもらう、つまり手厚く保護してくれる親が

                  いなければ生きてはいけません、だから親を保護者といったんですね。

                  いわゆる、この被膜の厚さがどれほどであったか? ここが問題です。

                  保護者に守られて育てば、自己保存欲動の攻撃性を使う必要性は

                  ほとんどありません。

                  しかし、親がいなかったり、守ってくれなかったらば自分で自分の身を

                  守らなければいけません。

                  親の禁止や否定ばかりでは子供は攻撃性や罪意識が発生します。

                  自分が母に否定されないこと、受け入れられた、私はokだということで

                  母に守られていると子供は思うのですから。


                  それが無いとつまり直接危険にさらされることになります。

                  そうするとこの子にとっては外側にあるものは全て外敵となります。

                  とすれば、常にファイティング態勢で世界に臨むということになります。

                  こういう人は「人は自分を責めてくるもの、悪口を言う攻撃的な存在だ!」といつも

                  思っています。

                  だから、「人を見たら泥棒と思え!! 」 こういう構造になってしまいます。

                  逆にお母さんからの手厚い被膜で覆われて育ったならば、

                  攻撃性は使う必要ないですから、「渡る世間に鬼はなし♪となります。

                  どうでしょう? 天と地ほどの違いがありますね^^;

                  お母さんの役割はかなり重大ですね。






                   

                  2012.03.27 Tuesday

                  思うことと語ること

                  0
                    確固たる自分というものを持っていないから中々人前で言いたいことが言えない、

                    つまり私は主体性がないから語れないという。

                    実はそれは逆なのです。

                    語ることによって主体は表れる(語る主体)とラカンは言ったのです。

                    人は自分のことを語る機会がない(只のおしゃべりのことを言っているのでは

                    ありません)のです。

                    セラピーではクライアントは自分のことについてしか語らない。

                    私はこう思ってずっと生きてきましたとか、どうして私はここに生まれたのかとか、

                    私はこんな人間ですとか、いろんなことを語ります。

                    その語りによって毎回主体が生まれるのです。

                    私は主体性が奪われてしまって今まで死んでいたのです(精神は)。

                    だからこそ、語ることによって始めて自分は甦るわけですね。

                    セラピーでは毎回甦りの作業をしているわけです。


                    クライアントからの質問。

                    語るということにどんな意味があるんですか?

                    語らなくても私はいつも心の中でいろんなことを思っているし、そんな中で

                    気付きもしているんですが・・・と。


                    思うという世界(想像界)と言語の世界(象徴界)は、実は全く別な次元なのです。









                     

                    2012.03.23 Friday

                    自信を持ちたい!

                    0
                      自分に自信がある人ってそんなにいませんね。

                      自信があるっていう人もいますがそれも誇大自己であって

                      本当の自信かどうかはいささか危ぶまれます。


                      みんな自信を持ちたい!!というのです。

                      当然です、自信があれば自己価値観も持てますから、

                      みんなと対等に世間に渡り歩いていけると思うのです。

                      じゃあ、どうして自信を失くしてしまったのか?ですね。

                      答えは簡単です、誉められたことがなかったからです。

                      ましてや自分の価値を下げられたからです、どうして?

                      自分のやっていることがダメ!ダメ!と否定されてきたのです。

                      こんなに頑張ったぞーって自分で思ったことを、それではダメ、もっと頑張んなさい!って、

                      自分はこう思うんだけどっていうと、イヤそれは違う、って言われる。 

                      自分の言っていること、やっていることが全く評価されない!どころかダメだしをくらう。

                      これでは自分の自信はまるっきりなくなってしまう。

                      こうして、私はダメなんだという自己規定がうまれる。ここが問題なのです。

                      そう思ってしまったならば、どこかのスタンプを集めるように、「ダメ」というスタンプを

                      集めるべく自分が動いてしまう、そして「やっぱり私はダメな人なのね」と証明する。

                      これは延々と続くのです。

                      この規定を変える必要があるのです。

                      たった一人の人(母)に言われた言葉が子供の一生を支配してしまうのです。

                      でも母はもっともっと頑張って欲しくって言った言葉かもしれないのです。


                      しかし、言葉の力は実はとてつもなく大きいのですね、

                      だからこそ、他者規定⇒自己規定しなおすことが自律への道なのです。







                      categories

                      archives

                      links

                      profile

                      PR

                      ハロー!パソコン教室 

                      みんなのブログ

                      recent comment

                      recommend

                      others

                      mobile

                      qrcode
                      みんなのブログポータル JUGEM