中年期のアイデンティティ探し
みごとに咲ききりました^^
今日で8月が終わりですね、そろそろ秋の気配です。
「自分ももう一度一花咲かせたい!!」
人生の中盤に差し掛かるとそんな欲望を持ち始めます。
家庭を持ち子育てもしそろそろ社会的にも重要な位置を担うという頃、
何かのきっかけを期に自分はこのままでいいのか?
このままずっとこの仕事をしていていいのか?
本当はもっとしたかったことがあるんじゃないか?
今からでも遅くはないんじゃないか?
このまま一生を過ごしていいのか・・・
などと自分自身への問いかけが始まります。
これが中年期のアイデンティテイの問いかけです。
人生設計の見直しの時期といったらいいかもしれません。
自分のID(アイデンティティ)が今の職業であれば
もっと能力を発揮し成功しよう。
そうでなければ新しい道を切り開くかこれまでの道をなんら修正
するという選択が迫られます。
今まではがむしゃらにやってきた、しかしこれからは人生の充実という
意味で内的世界に目を向け始める時期にきています。
何も問いかけなければ何もなく過ぎていきます。
それはそれ、只問いかけてしまったらどうしても答えが欲しいものです。
ここでエネルギーが切れてしまうとうつ状態に陥ります。
そして悶々としたまま時は過ぎていきます。
後半の人生を迎えられないかもしれません。
日本はアイデンティティ探しにセラピーを必要とする人は
ほとんどいないかもしれません。
しかしこのIDは自分探しなのです。
自分を知らずしてどうして自分の人生を生きていけるのか?
相談にくるクライアントは最終的にはみなIDを探しているのです。
- 2011.08.31 Wednesday
- 人生
- 21:15
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- by 豊城 聡子