中年期のアイデンティティ探し

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    ブログを再開した日に書いたベランダのひまわりは

    みごとに咲ききりました^^

    今日で8月が終わりですね、そろそろ秋の気配です。


    「自分ももう一度一花咲かせたい!!」

    人生の中盤に差し掛かるとそんな欲望を持ち始めます。


    家庭を持ち子育てもしそろそろ社会的にも重要な位置を担うという頃、

    何かのきっかけを期に自分はこのままでいいのか?

    このままずっとこの仕事をしていていいのか?

    本当はもっとしたかったことがあるんじゃないか?

    今からでも遅くはないんじゃないか? 

    このまま一生を過ごしていいのか・・・

    などと自分自身への問いかけが始まります。

    これが中年期のアイデンティテイの問いかけです。


    人生設計の見直しの時期といったらいいかもしれません。

    自分のID(アイデンティティ)が今の職業であれば

    もっと能力を発揮し成功しよう。

    そうでなければ新しい道を切り開くかこれまでの道をなんら修正

    するという選択が迫られます。

    今まではがむしゃらにやってきた、しかしこれからは人生の充実という

    意味で内的世界に目を向け始める時期にきています。


    何も問いかけなければ何もなく過ぎていきます。

    それはそれ、只問いかけてしまったらどうしても答えが欲しいものです。

    ここでエネルギーが切れてしまうとうつ状態に陥ります。

    そして悶々としたまま時は過ぎていきます。

    後半の人生を迎えられないかもしれません。


    日本はアイデンティティ探しにセラピーを必要とする人は

    ほとんどいないかもしれません。

    しかしこのIDは自分探しなのです。

    自分を知らずしてどうして自分の人生を生きていけるのか?


    相談にくるクライアントは最終的にはみなIDを探しているのです。










    不登校、引きこもりは育て直しの要求

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      親は子供の意志を尊重し育ててきたでしょうか?

      この問いにもちろん!!という人は中々いないと思います。

      そして子供が学校へ行かないとなった時に、「はい分かりました」と

      言える親は皆無だとも思います。

      しかし実際子供は学校へは行かないという現実が起こった時、

      それを受け入れてあげて欲しいと思います。

      子供が始めて自分の意思表示をした時だからです。

      そもそも子供の意志を尊重してきたならば、

      不登校や引きこもりなどということは起きません。


      実際学校へ行きたくても行けなかったり、

      なんでこうなっているのか?が本人さえも分からなかったり

      することもありますから。

      混乱しているのは子供自身なのです。

      自分の心の中を表現する言葉を持っていません。

      だからお母さんにどうして?と聞かれても答えられません。



      意志を尊重するとは「あなたはあなたのままでいい」と

      まるごと子供を受け入れること。

      これが「オールOK子育て法」です。

      母に受け入れてもらうことこそが子供にとって至上の幸せであり喜びです。

      =存在価値がある=私はOKとなります。

      OKと思えた子供は主体性を取り戻し、自分の言葉を持ち、

      やがて自ら社会へ出て行きます。

      不登校や引きこもりは母への育て直しの要求です。

       

      行為化

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        怒りは中々言葉に出来ない人が多い、

        とすれば言葉の代わりが行為化ということになる。

        運転は得意だと言っていたクライアント、今まで一度も

        ぶつけたり、事故などはないと。

        ある時母とけんかをしていた。

        母は強すぎて一言言おうものなら10倍くらいに

        なって返ってくるという。

        そんな中、自分の車をバックしながら母の車に思いっきりぶつけてしまったという。

        車は自分自身であり、バックするとは無意識、その人は自分の無意識の怒りを

        母に思いっきりぶつけたということになる。

        こうして高い代償を払いながら言葉に出来ないことを行為化していく。


        母と子の癒着

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          今の社会は父が忙しく働いている為に、

          母と子の癒着が容易に出来てしまう。

          とするといつの間にか父不在が好ましくさえもなってしまう。

          父が母と子の癒着関係を切断する時に必要なのが

          父の言葉(言語)」なのですが、不甲斐無い(言語を持っていない)父は

          何も言えずあえなく退散・・・。

          何も妻と子に言えないまま、見逃す、面倒くさいから放っておく。。。

          こうして更に母は夫に注ぐべき愛情を全て子に注ぎ込むことになる。

          誰も断ち切ることの出来ない癒着は密かに永遠に続いていく。

          政治の世界だけではないのです^^;

          そして何よりも母子共に癒着していることに気付いていないことが問題なのです。

          これが露呈するのは子供がある程度成長してからですね〜。

          子供がいろんな問題行動を起こし始めます。










          母のまなざし その2

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            母のまなざしのもとで自我が形成されると昨日のブログで書きました。

            何故かというと、赤ちゃんにとって母の眼は鏡の機能になる。

            母(鏡)がニコニコしていれば自分もニコニコする。

            とすれば母の笑顔は愛されている自分(自我)を手に入れる。

            怒っている顔だったら、私は母に嫌われていると思う。

            こうして毎日母のまなざしのもとに自我を形成していき、

            内在化されていく。


            まなざしはまなざす人のところへむける。

            母のまなざしが無かった人は他者からのまなざしを求める。

            「私を見てよ〜」と人からの注目を集めたいとなる。


            母のまなざしがなかったということは、

            要約すれば「母から関心をもたれなかった」ということ。

            とすれば自分の存在価値が無いということになる。

            だからこそ他者から見られる自分であることが存在証明となる。





             

            母のまなざし

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              自我は他者のもとで構成される。

              他者とは「母のまなざし」のもとでということ。

              つまり、母から自分がどう見られていたか?ということ。

              無視されていたとか、監視されていたとか・・・。

              例えば、無視されていたと認識したならば、その人は「虫(無視)が嫌い」

              ということになる可能性もある。

              どんな虫であろうと嫌いだ、虫を見ただけで卒倒しそうになったりする。

              無視された私=虫と置き換え(換喩)だから。

              虫になった私を見ること事態が耐えられないからである。

              それだからこそ思考は物質化する、虫がよく出現する--;ことになる。

              虫と戦い退治出来たらもうOK、、無視された私はもういないということとなる。






              心のエネルギーの循環

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                うつの人は心的エネルギーが枯渇した状態。

                昨日は心は器だと書いたのですが、その器の中にエネルギーが

                入っています。

                このエネルギーの備給と放出のバランスが大切です。

                備蓄できず、放出(漏洩)ばかりした結果状態が枯渇です。

                エネルギーを使い切ってしまうと動けなくなります。

                そこで充電(備蓄)が必要になります。


                ですからうつの人には、「何もせずにじっとしていて下さい」といいます。

                働いている人であれば、休職扱いにしてもらいます。

                今まで働いていた人が家にただボオーっとしているのは

                肩身が狭いとか申し訳ないなどと思って色々家事を手伝ったり

                何かをしようとするのですが、それでは充電しながら漏洩している

                ので中々エネルギーが備蓄できません。

                例えて言えば、足を骨折した人が病院でただただじっとくっつくのを

                待っているようなものです。

                うつも同じで心の骨折です。


                その心の骨折は何が原因でそうなったのか?

                この原因究明がセラピーです。

                これを解決すればもう骨折することはありませんね^^

                そして備給と放出をバランスよく循環させ続けていくことが出来ます。


                心は構造

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                  人間の心は"器"でできています。

                  器には色々な材質があります。

                  コンクリートだとか鉄とか木、ガラスなど・・・と。


                  お母さんが「うちの子はガラスのように繊細で・・・」というので、

                  私は「お子さんはガラスじゃないですよ、シャボン玉ですよ」と言った。

                  そうしたら、お子さんが小学校四年生の時に書いた絵が、

                  シャボン玉の上に少女がのっていたそう。

                  その子は自分を知っていたんですね。


                  心にも構造があります。

                  自分の心は何で出来ているのでしょう〜

                  その心は強いのか、弱いのか〜、

                  そしてその器はどれくらい大きいのか小さいのか〜




                  復興とは・・・

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                    なでしこジャパンが金メダルを取り、国民栄誉賞まで頂き

                    女性パワーは凄いことになっているが、男性はこれからどうなっていくのか?

                    そもそもサムライジャパンだった、、、

                    今や女性がサムライになってしまった。

                    先日も書いたが、今グレートマザーが動きだしてしまい、

                    日本は太母の社会になってしまった。

                    草食系男子などと言われるように、男はもう母に呑み込まれてしまい

                    どうにも動けない。。。

                    これでは少子化はどんな政策があろうと歯止めはかからない。

                    何故なら、母に呑み込まれた、つまり不甲斐無い男の子種なんて、

                    女性はいらないから。

                    そして男の世話になるより、自分で何でもできるし、頑張った分だけの

                    見返りもあるしと、確かに今は結果がついてくる環境もある。

                    もう男はいらない、不要だという女性もたくさんいる。

                    石原都知事が、澤選手に、「あなたが首相になったらいい」とまで

                    言っていた、ここまで男はもう使い物にならない、とくれば日本は崩壊寸前。

                    男性の持つ攻撃性が無くなってしまったら、日本という国は守れなくなってしまう。

                    それこそ、日本は他国から侵食され食いつぶされてしまうのである。

                    日本の復興は物とお金があってもどうしようもない。

                    まして家を建てても復興はしない。


                    いまや精神の復興が大事である。

                    今こそ「立ち上がれ男たち !! 」と私は言いたい。





                    対象喪失

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                      ゆうべ24時間テレビで、津波で妻を亡くした夫が必死で子供2人と

                      生きている姿を放送していました。

                      夫は「正直妻の元へ行きたいと思う時がある、

                      でも子供たちがいるから頑張らなきゃ」と語っていました。

                      今まで料理を作る気力さえも出なかったようですが、

                      羽鳥アナウンサーと一緒に始めてカレーを作って子供たち

                      に食べさせていました。

                      子供がおいしいと言っておかわりする姿をみて涙を流していました。

                      小一の娘さんが「どうして泣いてるの?」と言うと、

                      「たまねぎが目にしみたから」と。

                      見ていて私も泣いてしまいました。。。



                      愛する対象を失った時、自分自身も喪失してしまう。

                      又津波によって家や住みなれた環境までも喪失してしまったのだから

                      心的衝撃は計りきれない。


                      一般に人は愛情・依存対象を失ってしまった場合

                      最初は激しい衝撃を受けて感情的に興奮したりして、パニックに陥る。

                      そして、無力感でいっぱいになる。

                      自分が助けることができなかった、事態はどうすることもできないなどと。

                      その後、自律神経失調や、心臓病やがんなどと身体に表す。

                      配偶者を失った人がもっとも多いのが心筋梗塞、この病気を言語化すれば

                      いわゆるハートブレーク、つまりショックということになる。

                      身体で表現しなければ、うつ病ということになる。

                      人はおよそ一年くらいの時間的経過を経る内にその悲しみから

                      立ち直るといわれている。

                      只これは存分に(充分)思い出し悲しみに浸りきり、時には怒り苦しみなどの

                      感情体験を繰り返しながら、喪失したことを断念し受容した人の場合。


                      上記の方は、子供の前では決して涙は見せないといわれていました。

                      男性は特に「男は泣くもんじゃない」などと育てられてきていますが

                      悲しみにフタをしないで欲しいと思いました。

                      中学生の息子さんと娘さんが泣けなくなってしまうからです。

                      我慢すれば一生悲しみは消えずに続きます。

                      そして感情の抑圧は身体感覚をも抑圧してしまいます。

                      泣きたい時はおもいっきり泣くということが大切です。






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