健康的依存
昨日のブログで依存について書きました。
依存のそもそもの対象は母であったと。
それが別の物に置き換えられると。
依存というのは、克服すべきことではありません。
なぜかというと、人はみな永遠に根本的に母を求めているから。
その母の欠如の場所に別のものが入るので
それは無限に存在するわけです。
ペットだって入るし、温泉だって入るし、男性だって入る、
置き換えはみな千差万別なのです。
だから健康的な依存を見つければいいだけなのです。
つまり決して過剰にならないこと、依存の問題は耽溺症という言葉の
ように、溺(おぼ)れるほどに耽(ふけ)ってしまうということが問題なのです。
コントロール不能に陥ってしまうところが病理になるわけです。
だからしっかりと自分で抑制できることが肝心なのです。
それが健康な依存ということです。
お酒を飲むのが悪いとかそういうことではないのです。
度を過ぎない、それなりの超自我を持てばいいのです。
- 2011.10.31 Monday
- 依存症
- 22:23
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- by 豊城 聡子