皮膚=自我(無意識を黙らせる)
「最近背中が痒くて仕方がありません、一か月以上も続いています」
というクライアント。
皮膚=自我という公式があります。
皮膚は何かを語りたくて叫んでいます。
足の膝が痒いのか、顔が痒いのか、部位によって語りは違いますし、
人によってもまたみな違います。
背中に刻まれた無意識の言葉を聞きました。
ずーっと昔の話しだそうです。恋人から「君の背中は汚い」と言われたこと
があったそうです。とてもショックだったと言います。
背中全体を自分で見ることができませんから確かめようも
なかったといいます。
過去にも何度も背中が痒くて仕方がなかった時期があったそうです。
かれこれ40年前も前のことなのですが、どうしても背中はこの言葉を
語りたかったようです。
無意識下に抑圧されたこのフレーズはずうーっと通奏低音のように
流れ続けています。しかし一度でいいから意識に浮上したいと願って
止まないのです。
ですから背中が傷ついたその時点に戻り、つまり固着点のストーリーを
聞く必要があります。その時のエピソードと言われて傷ついたフレーズ、
そして悲しかったとか辛かったなどの感情も一緒に表出すれば
通奏低音はぴたりと止み、永遠に沈黙します。
無意識を語ることが無意識を黙らせる、これが治療ということになります。
ゆえに背中の痒みも止まりました。
というクライアント。
皮膚=自我という公式があります。
皮膚は何かを語りたくて叫んでいます。
足の膝が痒いのか、顔が痒いのか、部位によって語りは違いますし、
人によってもまたみな違います。
背中に刻まれた無意識の言葉を聞きました。
ずーっと昔の話しだそうです。恋人から「君の背中は汚い」と言われたこと
があったそうです。とてもショックだったと言います。
背中全体を自分で見ることができませんから確かめようも
なかったといいます。
過去にも何度も背中が痒くて仕方がなかった時期があったそうです。
かれこれ40年前も前のことなのですが、どうしても背中はこの言葉を
語りたかったようです。
無意識下に抑圧されたこのフレーズはずうーっと通奏低音のように
流れ続けています。しかし一度でいいから意識に浮上したいと願って
止まないのです。
ですから背中が傷ついたその時点に戻り、つまり固着点のストーリーを
聞く必要があります。その時のエピソードと言われて傷ついたフレーズ、
そして悲しかったとか辛かったなどの感情も一緒に表出すれば
通奏低音はぴたりと止み、永遠に沈黙します。
無意識を語ることが無意識を黙らせる、これが治療ということになります。
ゆえに背中の痒みも止まりました。
- 2014.03.31 Monday
- 精神(自我)
- 17:05
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- by 豊城 聡子