男らしさ
今日は「男らしさ」のお話しです。
生物学的に男の子として生まれたからと言って、
男らしさまで身に着けている訳ではありませんね。
では、「らしさ」を身に着けるのはいつの時代なのでしょうか?
赤ちゃん時代から幼児期は、男女の性差の区別はなく育ちます。
それが、およそ4才ぐらいから、男の子なんだからとか、男の子でしょと
親や周囲は言うようになります。
しかし、男の子らしくと言葉で言われても、子供には分かりません。
どうやって、「らしさ」を身に着けるのか
ここが問題な訳ですね。
4才ぐらいまでは、お母さん以外には眼もくれずに、
ただひたすらにお母さんを愛して生きてきました
お母さんは僕だけのものだと思っています。
ところが、ある時、父が言います。
「お母さんは俺の妻だ!だから独占権は俺にある、
お前は少し遠慮しろ!」と。
それまで自分のものだったのが、
もうそろそろお母さんから離れなさいと、
父から禁止の言葉が発令されました。
つまり、母の所有権のNO1は父であり、
俺はNO2なんだと気付くのです
ここでお話ししておきますが、これは条件があります。
夫婦仲がいいということにおいてのみ、
この父の言葉は効果があります。
お母さんがお父さんを嫌っていたら、
男の子は、やすやすとNO1の座を手にすることができるからです。
こうして、男の子はNO2の位置を知り
そうしてお母さんを諦め、離れます。
ここでまた条件があります。
愛するお母さんをお父さんに委ねる訳ですから、
それに値するだけの父であるかどうかです。
だって、ぐうたらでどうしようもないお父さんだったら、
心配で任せておけません
尊敬しうるに値する父だと判断した時に、始めてお母さんを諦めます。
そして、自分もお母さんから愛される父のような男になろう
と思い、父の「男らしさ」を取り入れていくのです。
一応、これは正常な発達を遂げた場合のお話しです
では、取り入れられなかった場合はどうなるのでしょうか?
と言いますか、ほぼ取り入れられていないのが現状です
ではこれからどうしたらいいのか?
そんな悩みや質問にズバッ!!と明快にお答えするのが
8/12はちょうど4〜7才のエディプス期のお話しですよ
是非一度ご参加下さい(^^♪
- 2017.07.28 Friday
- 子育て
- 18:01
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- by 豊城 聡子