トラウマ(自己愛の傷つき)
今日、スーパーに買い物に行った時の光景です。
お母さんと小学生の男の子がいました。
お母さんにくっ付いていただけなのですが、
「うろちょろしてさー、あんた目障りだから、
車に戻ってなさいよ」と子供に言うのです。
えっ? どこが目障りなの?
何もしていないじゃないの、
誰にも迷惑もかけていないよ、
なんでそんなこと言うの
親に、目ざわりだと言われた
男の子の気持ちを思うと
私は心がものすごく痛くなり、
悲しくなりました
すんなり言うと言うことは、
平気でいつも使っていると思われます。
たぶんこのお母さんも、
かつて言われていたのだと思います。
人間は自分の自己愛を守るために生きています。
自己愛とは自分の価値です。
価値が下げられる、価値がないということが、
人は一番怖いのです。
人間の価値は生きている意味ですから、
価値がなくなること、それは死を意味します。
目ざわりだと言われたことは、
消えろと言われたことで、
死ねと言われたと同じです
トラウマを構成するのは「恐怖と痛み」です。
人を殺すのに刃物はいりません。
言葉の力は恐ろしいものです
親は言葉を吟味して使う必要があります。
10月14日から新しく始まります
- 2017.10.12 Thursday
- 精神(自己愛)
- 13:58
- comments(0)
- trackbacks(0)
- -
- by 豊城 聡子